社員インタビューINTERVIEWINTERVIEW

movic香港ゼネラルマネージャー 2016入社 / 新卒採用 斎藤裕子 期待の斜め上を越えていく実験的な場づくりmovic香港ゼネラルマネージャー 2016入社 / 新卒採用 斎藤裕子 期待の斜め上を越えていく実験的な場づくり
Profile

安重賢一/ライセンス/2017年中途入社

前職では、海外法人営業、海外イベント窓口、人事制度設計、人材開発を担当。その後、台湾に駐在し、新規事業開発、現地法人の経営管理を経験し、帰国後は、EC部門にて、物流システム企画開発に従事。アニメイトカフェ入社後は、海外カフェの開発をメインに行い、2019年から、ライセンス部兼事業推進本部の部長となる。

ライセンス 安重のある1日

  • 出社 / 国内・海外店舗の前日売上チェックなど
  • グループ他社と海外進出にむけたMTG
  • お昼(社内メンバーと情報交換しながら)
  • ライセンス企画会議
  • MTG用資料確認、役員会提出資料作成

新規事業チームの結成!「やりたいことをやっていい」

2020年6月24日。「DECOTTO by animate cafe」が東京池袋にオープンしました。人気アニメ・ゲーム・コミックス作品とコラボレーションしたオリジナルドーナツを気軽に楽しめるテイクアウト専門店です。
プロジェクトの背景には「部門を横断する企画をやろう」という、経営陣の声がありました。新しい店舗というだけでなく「人材育成」を兼ねる狙いもありました。メンバーは私が招集し、完全にゼロベースでスタート。
「自分の好きな世界観とつながれるカフェ」がコンセプトのアニメイトカフェですが、一方で「ちょっと入りにくいよね……」というお声もありました。クオリティや店舗席数の兼ね合いにより、全日程予約になる場合があるためです。
このイメージを覆すにはどうしたらよいか?チームメンバーで議論を何度も重ねました。

初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。

価値観の違いを認めるからこそ大きな力が生まれる

私の役割は余計な部分を取り除き、空いた部分を詰める、いわゆるトルツメです。どうすれば一人ひとりが活躍し、全体で大きな成果を上げられるのかを常に考えています。
今回私が大切にしたことは、メンバーの「やりたい」という気持ちを尊重することです。余計な口出しはしません。それにより、自然と “やり抜く力” が生まれると実感しているからです。
意見を伝えても否定されない、安心して何でも言える。メンバー全員にそう認識してもらえることが「自分らしく働けること」につながると考えています。特に自身の業務範囲を超えての挑戦ならば、失敗したっていいんだよというメッセージは伝えるようにしています。
「DECOTTO by animate cafe」のドリンク開発では、競合リサーチや外部環境分析をメンバーが主体的に行ってくれました。
私が一度も指示することなくプロジェクトが進行したことは、メンバーにとっても大きな意味を持ったと思います。
ただし慣れあうだけの関係にはせず、正しい方向へ導けるよう注意・指導・サポートすることも私の役割です。

ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・

挫折を乗り越えた先の景色を見せるマネジメント

新店舗の物件探しやリサーチ、事業計画書の作成など、まだ慣れない新入社員にも積極的に任せていきました。特に「コンセプト設計」には力を入れてもらいました。何があっても立ち戻ってこられる場所だからです。
役員会や経営会議への出席も促し、チームの企画をプレゼンしてもらうこともありました。フィードバックは検討が必要な箇所への指摘や改善要求、毎回異なるリクエストの数々。「やりたいことをやっていい」はずなのに、なかなか前へ進めないジレンマが続きました。
しかし「どんな状況でもやりきる」という気概を一人ひとりが示し、やり切ってくれるところにアニメイトカフェのカルチャーがあります。
こうして2019年10月、経営層からコンセプトの承認が下ります。およそ7ヶ月かけて『カジュアルに楽しめるフォトジェニックコンセプトカフェ』という言葉にまとめました。
いくつもの壁を乗り越えたメンバーたちは、いよいよ新店舗のオープンへと進んでいきます。

初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。

オープンからが本番、資金回収までがミッション

「DECOTTO by animate cafe」がついに誕生。
キャラクターや作品をモチーフとしたデコレーションドーナツに、季節のフレーバーが楽しめる紅茶。ブランドイメージを意識して、新たにオリジナルの制服も作製しました。
店内は既存店舗とは一線を画し、ドーナツを焼く厨房をあえてお客様に見せるという新たな仕様を入れ込みました。
しかし既存店のオープンとは勝手が違うことも多く、マニュアルやノウハウも新たに生み出す必要がありました。
「投資計画」の数字もメンバーによる作成です。作って終わりではなく、資金回収までがプロジェクトの責任範囲だからです。現在もチーム一丸となって、2号店、3号店の出店計画を立てています。

ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・

みんなで遠くへ行こう

私がマネジメントをする上で大切にしていることは2つあります。1つは数字の組み立ては勉強ではなく、挑戦と失敗の繰り返しで身に付けるものだということ。これはアニメイトカフェが大切にしている考え方です。
支える側の人間にできることは、口出しをせずに背中を押してあげること。そして失敗した時には戻ってこられるようにサポートしてあげることです。
2つめはチームの大切さです。私の好きなアフリカのことわざに「早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け」というものがあります。会社としてのプロジェクトだからこそ、一人ではなくみんなで進んで遠くを目指してほしいと考えています。
どんなに努力・内省・学習をしても、一人ができることには限りがあります。しかし周囲のみんなが助けてくれるからこそ前に進める。そんな体験を、アニメイトカフェでしてもらえたら嬉しいですね。

就活生に向けて一言!

イメージする力が大切です。 志望企業やその産業が将来どうなっているか? 未来に何ができるか? 何がしたいか? そんな話を真剣に面接官にぶつけて、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。面接官も明確な答えを持っていないはずです。 この先、5年、10年と社会はさらに変化します。 だからこそ強い想いやイメージを持ち続け、それに向けて「行動できるか・できないか」が問われると思います。

就活生に向けて一言!就活生に向けて一言!

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