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movic香港ゼネラルマネージャー 2016入社 / 新卒採用 斎藤裕子 期待の斜め上を越えていく実験的な場づくりmovic香港ゼネラルマネージャー 2016入社 / 新卒採用 斎藤裕子 期待の斜め上を越えていく実験的な場づくり
Profile

渡邊暢子/ライセンス/2018年中途入社

製菓専門学校を卒業後、製菓店・結婚式場などでパティシエとして経験を積む。ユーザーとして利用していたアニメイトカフェを通じてエンタメ性のある飲食店に興味を持ち2018年に中途入社。入社後はメニュー考案チームに配属されメニューの提案やレシピ作成の業務にあたる。

ライセンス 渡邊のある1日

  • 出社/メニューのMTG
  • 食材原価表の作成
  • 試作・メニュー撮影
  • レシピ表の作成、食材サンプル手配
  • 店舗の視察

理想と現実に悩むも、SNSからは嬉しいニュースが

前職では、ウェディングケーキを作るパティシエをしていました。
その頃からアニメイトカフェにはよく通っていて、人気キャラクターとコラボをしたドリンクやメニューが登場するたび、私の中で「ある想い」が溢れてきました。
「私もここで一緒に世界観を作っていきたい!」
しかし待っていたのは、予想もしない無茶ぶりの連続。「これを料理で一体どうやって再現したらいいの……!?」とめまいを起こしたことが何度もあります(笑)
作品の世界観をカタチにすること。それは思い描いていた以上に大変なことでした。その一方で、ファンに共感してもらえる独創的なメニューを作る楽しさも知りました。SNSを通した「お客様の声」も、私の大きなモチベーションになります。
「このメニュー素敵です!」「キャラに合ってますね!」
感想をいただくたび、今の仕事に就いて良かったなと実感します。

初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。

パティシエの経験を一度手放すことから始まった

パティシエとして腕を磨いてきた私ですが、アニメイトカフェで求められるスキルはまた別のところにありました。それは、自分の個性を出さないこと。
私たちの仕事は、ライセンス担当者が練り上げたコラボ企画に対して、もっとも作品の世界観を表現できるようにメニューを現実のものとして開発することです。
作る人によって出来に差が生まれない工夫として、食材調理の指示だけでなく、盛るものの高さやもなかを置く角度、ミントの葉の数など細かく指示を入れます。どの店舗においても同一の再現性が求められるんです。

  1. 特別な専門知識がなくても理解でき、短時間で再現できること
  2. 崩れやすくないかなど、店舗での提供までを考慮すること
  3. 作品で再現したいイメージと実際の店舗でできることのバランスをとること
ポイントを押さえながらも、お客様に喜んでいただけるような作品の世界観を演出。店舗での再現ができてこそ考えたメニューが活きてきます。「これだ!」とアイデアが出たときはこの仕事の醍醐味を感じますね。

ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・

アイデアが決まればどんなトラブルも怖くない

メニュー開発は、朝から晩まで厨房にこもる仕事ではないんです。なぜなら、それ以外にやるべきことが多くあるからです。
企画担当の「ライセンス」から指示を受け、完成までおよそ3ヶ月のスケジュールで進めます。具体的には作品のリサーチ、メニュー開発、サンプル撮影、レシピ作成、食材手配、原価表の作成などです。
もっとも悩むのが「何を作るか?」というアイデアの部分。反対にそれ以外のトラブルはたいてい乗り越えられます。食材が仮に手に入らなくても代替品は用意できますし、再現の難しい色があっても解決できます。
最終的には「レシピは守られているか」「店舗側が作りやすいと感じているか」「お客様は喜んでくださっているか」を確認するため店舗へ足を運び、今後の改善に活かします。ここまでが私たちの仕事です。
タスクに追われることもありますが、自分の好きな作品に携われることも魅力。疲れも吹き飛んでしまいます。

初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。初めは挫折の連続!? でも楽しさしかなかった。

業態が毎月変わる飲食店?「入れ替わり企画」エピソード

過去のお仕事で印象に残っているのが「毎月の入れ替わり企画」です。
1年間同じ作品で固定し、フードとドリンクのメニューを毎月変える企画でした。今月はお鍋、来月はチョコ、次にカレーをやって……という具合です。毎月新しい飲食店を出しているような感覚で、お客様にも好評の企画でした。
一方で社内では大変なことがたくさんあったのもこの企画です。例えばですが、過去にライセンスから「鉄板焼きはできないか?」との依頼がありました。
しかしアニメイトカフェへお越しになるお客様の中には、ぬいぐるみなどの布製品を持参する方もいらっしゃいます。大切なグッズに油がはねてしまっては大変です。最終的にこの時は、ファミレスなどでも使われる鉄板プレートで代用し、作品の世界観を演出することができました。
一見難しそうなアイデアも、お客様が喜んでくれるものであれば工夫して実現する。メニュー開発の力の見せどころです。

ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・ついにOPEN!! 初日は長蛇の列! ところが・・・

メニューは
提案力で勝負

メニュー開発に調理や食材の知識は確かに必要です。しかしそれ以上に重要なのが「提案力」。
ライセンスからふわっとした希望を受けた場合には、表現したい世界観を汲み取って実現するスキルが必要です。反対に細かな指示に対しては、無理難題なものであっても解決しなくてはいけません。
「白のイメージで表現してほしい」と指示される場合もあれば「オムライスでこの色を再現して」という指示もあります。これは実践を通して、経験で学ぶことだと考えています。
私の場合はクライアント様にウェディングケーキの提案をしたり、意図を汲み取ってご希望の形のデザートを再現してきた経験から磨かれました。
今後も「そんな無茶な……!」という注文が何度もあると思いますが、その度に “提案” で返していければと思っています。

就活生に向けて一言!

提案力が求められる仕事ですが、逆にそれ以外はあまり心配しなくて大丈夫です。気を張る必要もないし、先輩や上司に相談しやすい環境も整っています。好きを仕事にする大変さもありますが、頑張れる理由にもなります。一緒に楽しい空間を提供していきましょう!

就活生に向けて一言!就活生に向けて一言!

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